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2011年4月11日月曜日

交流会に行ってきました!

被災者交流会でのレッスン(指導・水出好美)
現在草津では、福島県南相馬市などから
250名くらいの避難者を受け入れている

町内の旅館やホテルにわかれて生活されている。
草津町社会福祉協議会の声掛で、
ばらばらに宿泊している方々の交流会が開かれた。
草津の体制のお知らせや情報交換の場という意味合いだろう。
そこで、簡単な体操指導してほしい・・・とう依頼。
以前のブログに書いたとおり。
事前に何度も連絡はいただいていた。

100人ほど集まるということ、
場所はせまいということ、などなど聞いてはいた。
いざいってみると・・・・
畳の部屋に机と座布団が所狭しと並べられ、
周りには地元のボランティアの方々・・・
町の偉い方のお顔もあった。

「100人って・・・すごいな・・・」

緊張。正直、足がふるえた。
だいたい・・・このうちの何人が、
体操したいって思ってるのかは不明。

今までの経験では、体操するための集まりに
呼ばれることがほとんど(当たり前だけど・・・)。
今回は違う。ある意味「余興」なのだ。
この狭い空間で、なにができるんだ・・・・
この人たちの「今の暮らし」・・・
頭の中がぐるぐるまわる。
被災されている方々の前に立つ時、
いつものレッスンとは違う緊張がある。
「言葉」を選ぶからだ。
習慣として、言葉には気をつけているつもりだけれど・・・
私の出番の前に、
草津の踊りのせんせいがご挨拶されていた。
そのあいさつを聞いて、涙ぐむ方がいらしたり・・・・
なんだか・・・・ちょっと重かった。
「みなさんで頑張りましょう」とか、
「大変でしたね」なんて言葉、わたしには到底使えない。
  
よくわからないまま、紹介され、しゃべりはじめた。
「草津町でハーモニー体操を指導しております、
水出好美です。よろしくおねがいします。
皆さん、どうでしょう?
肩こりや腰痛で困る・・・なんてことはありませんか?
皆さんが思っているよりも、カラダはがんばっているんですよね。
私が、皆さんの前に立っているこの何分間かだけでも、
頑張らない時間にしてみましょ」
え~い、なるようになれ!じつはこんな気持ちだった。

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