草津の一番奥まったところに
「音楽の森」と呼ばれている場所がある。
「音楽の森のほう・・・」
「音楽の森の近く・・・」
地元の人はこんな言い方をする。
森があるわけではない。
コンサートホールがある。
クラシックのために音の響きを計算して作られているので、
天井から音が降ってくる感じがする。
毎年8/17~30は、ここで
「草津国際音楽アカデミー」が開催される。
期間中、草津の街中では、いろいろなおとが聞こえる。
アカデミーの生徒さんが練習する楽器の音、
街角コンサートの音、
毎夕開かれるコンサート・・・。
草津の一大イベント。
「温泉だけじゃだめなんだ。草津といえばこれっていう何かをつくる!」
という先人たちの思いが・・何十年にもわたって受け継がれ、
「あってあたりまえ」になった。
音楽漬けの二週間、文化的な香りが漂うけれど・・・
地元は違う(笑)。
「今日は音楽の森なんだよ」・・・音楽の森コンサートホールで仕事
「アカデミーで忙しい」・・・・音楽アカデミーの間仕事で忙しい
「アカデミーのお客さん」・・・コンサートと温泉のパックツアーのお客様
「友の会なのよ」・・・アカデミー友の会なる裏方ボランティア
とにかくみんな大忙しなのだ。
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