「自分の感覚をどう表現するか」の訓練、自分の感覚を拾い上げる作業としてレポートを書くことは多いのですが、今回は・・・・レッスンが大がかりだっただけに、
レポートも渾身のものになりました(笑)。
ブログに掲載するに当たり、身体的事象などは個人が特定できない形に変えてあります。
ではでは、お楽しみください。
『80人講習会報告 準備編』
まだまだ昨日の余韻を引きずっていますが、
少しずつ言葉にすることで、私の中も整理され、次に生かすことも出てくると思うので
レポートにします。長~くなりそうな予感ですが、おつきあいくださいませ。
この講習会のはなしをいただいた時、
おおよその予想参加者数や、どんな資格保持者の、何のための講習会なのか、など予備情報を主催者からもらいました。
それからだらだらと・・・なんとなく想像し続けました。
「スポーツ指導者って何考えているんだろう」
「何を必要としているんだろう」
「私の周りだとしたら・・・誰見みたいな人たちかな」
ウエイトトレーニングとかストレッチとか・・・そんなもの!!!って言ったら怒るだろうな(笑)
こんなことを・・・レジュメ期限の一週間前くらいまでしてました。
しぼれない そんな感じでした。
焦点を決められないから、なにができるのか、なにが面白いのかが全く見えてきませんでした。「私が何を伝えたいのか」考えることをそっちにシフトして・・・
80人もいたら何したって、おもしろいって思う人も、つまらないって思う人もいるはず。
80人の共通項は「スポーツをしている人」「何かの指導している人」の二点。
さぁどうする!なにを伝える!
で、たどり着きました。
たった一回の講習で、体操の動き一つや二つ覚えたところで、参加者が自分のフィールドに帰って指導する場面で役に立つことなんてほとんどない。
だとしたら、根本的な部分に揺さぶりをかけたい。
「自分の指導はこれでいいのか?」と考えるキッカケになればいい。
「こんなふうに動きを考えることができるのか」と知ってもらえればいい。印象に残るレッスンをしよう。
こまかい部分なんてどうでもいいから、参加者に「なんだ、これ?」って強烈な印象の残るレッスンをしよう。
ここまでで・・・コンラッドさんにメールを送信。
「なにするかだいたい決めました!」って。実はまだ決めてないのに(笑)。
印象に残ること・・・自分の体験や、置かれている環境に近いことって理解しやすい。それは大事。
逆に、相手の想像の範囲を超えてること・・・これも残る。
そうだ、キーワードのみのレジュメにしてみよう。
実際のレッスン始まる前に目を通しても、まったく理解不能なレジュメにしてしまおう。「なにこれ?」「これふざけてんの?」とか思ってもらいたい~!!楽しくなってきたぞ。
「スポーツの場面から見たハーモニー体操的思考」
「生産性の低い会社の話」
「ジブリアニメとパラパラ漫画」
「試す自由と新しい動き」
主催者に印刷をお願いして、一息つくことができた。これがレッスン一週間前。
次は動きを考えなきゃ・・・・やらなきゃ・・・
こう思ってしまった気がする。すっかり思考が停止してしまった。
焦るし、落ち着かないし、カラダは固まってくるし・・・。私のカラダはものすごくわかりやすい。背中に痛みが出てくる。
「めんどくさ~」と声にだしてみた。
や~めた!まだ時間あるし、気が向いたら考えよ。放棄!これは私の得意技。
無理に考えても、面白いことはみつからないって経験でわかっている。
考えて決めてしまうと、こんどはそれに縛られる。
そうなるとろくなことはない。スポーツ観戦に行くことは割と多いのだけれど、
今回は無意識に少し違う見方をしていた気がする。
ネタがいっぱい転がっていた。
いろんなチームのいろんなタイプの指導者がうようよしていた。バレーボールのうまい子、下手な子、表情のいい子、悪い子、楽しそうなチーム、つまらなそうなチーム、
うはは、面白い。アタックを打つのがうまい子と下手な子の動きには、大きな違いがあった。
うまい子は全身を使っている。下手な子は腕だけを上げる、下半身だけでジャンプする・・・と動きに繋がりがない。
そんなこと、100も承知のはずだった。私はずっとそうやってスポーツを見てきたのに、どっか~ん。
「腕を挙げる」この動きは、わかりやすい。
これを使おう。体操は体操、からだを感じるとか、試すとかそのあたりを体験してもらえばいい。
「腕を挙げる」は理論の講習用に使おう。「全身をハーモニーさせて腕を挙げる」
お~、できた!!。
行けるような気がする。たぶんしゃべれる。このノリのまま、当日を迎えました・・・・。
続きはまた後ほど・・・・しかし長いな。
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