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2012年10月3日水曜日

人がいて・・


8月に恩師と呼ぶにふさわしい方が亡くなりました。


その方は「キャンプの神様」、とにかくすごい人でした。
学生時代、野外活動・・・子供たちとキャンプに行ったり、スキーをしたりするボランティアにのめりこんでいた私が、初めて出会った「すごくかっこいい大人」でした。

「ねぇ、なんかおもしろいことなあい?」というのが口癖で・・・・

まあ、私の思い出はさておき・・・。


ソーシャルネットワークシステム、パソコンなどのオンライン上でたくさんの人と交流が図れるシステム。
その代表格ともいえるFacebookで、その方と久しぶりに繋がったとき時、
もうすでに病と闘っておられ、病室で私からの友達リクエストを承認してくださいました。

亡くなられた後も、そのアカウントはまだそのまままになっており・・・
にっこりとほほ笑む写真を見ることができます。


そこには、その方と関わったたくさんの人からのコメントが寄せられていたり・・・
その方の作ったキャンプソングや、歌声がアップされているサイトが紹介されていたり・・・

その場を通して、その方を通して、お互い顔も知らない者同士が思いを共有しているような。



誰もが自由に発信できる時代。
誰とでもつながろうと思えば繋がれる時代。


ただパソコンと向き合って、ブログを書いたり、実名写真入りで何かを発信していると、
誰に見られているかわからない恐怖や、何が起こるのか、何が起こっているのかわからないアクシデントに対して漠然とした不安を感じることがあります。
この書き方は大げさかな・・・多少迷いがあるのです・・・この程度にしましょう。
(まぁ、たいていはどんな時でも、面白がってパソコンに向かっているんですけどね、笑)


・・・恩師の歌声を聴くたびに・・・その時だけは何の迷いもなく、
繋がる術があってよかった・・・・この時代でよかったと心の底から思うのです。

人が人を繋ぐ・・・・そんな感じがそこにはリアルにあるのです。


こういうの悪くないなぁって・・・。


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