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2012年1月26日木曜日

あまりに痛そうだったので・・・

都会に雪が降って、ニュースは交通大混乱、転倒事故を伝えていた。

普段雪が降らない地域に、雪が積もったら、そりゃあ大変だろうとお察しする。

雪が降る所では、雪装備に抜かりがない。当たり前だけど。

車は四駆だし、タイヤはスタッドレス、はいてる靴も・・・
「雪はすべる」「降ったら凍る」が前提にすべて整えて雪に備える。

この写真は、スキーウエアをきて登校する小学生。
寒さ対策は万全、雪用の靴だから、わざわざ歩きにくい滑る場所を選んで歩いていく(笑)。

いくら雪国の人でも、備えがなければ、滑るし転ぶ。


サラリーマンの方が、スーツに革靴でつるつるしてる映像がたくさん流れていたが・・・、革靴は一番滑る。さらにハイヒールは・・・(笑)。

草津では、冬の間、お葬式でさえも、礼服に「雪の靴」なのだ。
「草津の冬の葬式は何でもアリだ」と地元の人は笑う。だって転ぶのも、寒いのも嫌だから。



ちょっと前に、都内で「ハイヒールできれいに歩く、歩き方教室」なるものがあると聞いた。

ほんとにいろんな教室があるものだ・・と思ったのだけれど。

もしこの教室を草津で開催・・・なんてことになっても、たぶん人は集まらないだろうな。
集まらないことはないかもしれないけれど・・・ごくごく少数だろう。

普段の生活で、ハイヒールを履くことはまずないから、ハイヒールはいてきれいに歩く必要がない。

「雪の上で滑らない歩き方教室」だったら・・・集まるかも?いや、集まらないな(笑)。

道路の傾斜、雪質によって状況は変わるから、
「この歩き方で大丈夫!絶対転びませんよ」なんて歩き方はないんだよね。
地元の人は経験で知っている。


都会で流行るものが、地方で受け入れられるとは限らない。
地方のものが、都会で受け入れられるとは限らない。

その土地その土地の暮らし方にあったものだけが、受け入れられ、生き残っていくんだろうなぁ。



雪国の人がはいてる靴・・・「滑らないからはきなさい!」っていっても東京のOLさんたちは・・・
絶対履かないよねぇ(笑)。

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