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2011年11月8日火曜日

芸術と日常生活の狭間で

バレエ公演を見に行ってきた。

「白鳥の湖 全幕」

初体験だった。
いままで、発表会程度を見ることはあった。
きれいな衣装を着て踊るかわいい子供たちを見たことはあったけれど・・・
あとは、テレビの中でしか見たことがなかった。

バレエのために学校をやめて、ヨーロッパに留学してゆく高校生の話とか・・・
熊川哲也、吉田都、「shall we dance?」の人など、
たくさんのバレエの人が取り上げられ、舞台裏を覗いていた気分だった。

そんな番組を見るたび
「バレエってすごいなぁ、特別な世界観があるんだろうなぁ」
なんて暢気に思っていた。

ピラティスを学んだとき、ピラティスとバレエのカラダの使い方はよく似ていると知った。
実際、バレリーナはトレーニングにピラティスを取り入れているし、
あらゆるダンサーたちにピラティスは支持されて、今に至っているのだと思う。

バレエと同じってなんかちょっとカッコいいな・・・なんて浅はかな私は思っていた。
今思えば、な~んも考えてない超フワフワちゃんだった(笑)。

白鳥の湖は、観劇初心者の私にもわかりやすい内容で、存分に楽しめた。

カラダのプロ(って自分で言っちゃったけど)としての私を驚愕させるのにも十分だった。

嫌というほど思い知った。

これは芸術なんだと。
カラダを使っての芸術。
見せるための動き。
表現するための動き。

日常生活とは、全く違う場所にあるものなのだ。

何をいまさらそんなことを・・・当たり前じゃない!!と怒られそうだけど。

バレリーナ達は、本当に小さなころから・・・きれいな衣装を着てただ踊ってれば褒められる時期からすっと、「あの動き」を学んできている。
カラダにたたき込むように、練習を繰り返し繰り返し。

日常生活とは全く違う場所にあるものなのだ(二回目だな・・・)。


バレエダイエットとか、バレエの使い方を利用したエクササイズが巷で流行している。
かっこいいもんね。バレエの人のカラダって。
あんな風になれるのかしらって・・・思うよね。いまだ私も、正直揺れる(笑)。


でも・・・日常生活とは全く違う場所にあるものなのだ。(もういいって・・・)。


どか~んって衝撃が私に落ちたんだなぁ。
















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