2014年1月20日月曜日
絵が下手でも大丈夫ですか?
来月、2月22日、23日
「マインドマップ旋風 in 前橋」と称して、
今年一発目のワークショップ、
マインドマップ講習会を企画してます。
「マインドマップ」と名前を初めて聞いた・・
という方もたくさんいらっしゃると思います。
実は私も・・・
あぁぁ、もちろん知ってましたよ。名前も、なんとなくどんなものかも。
でも、私にとって何が初めてかというと、
マインドマップをちゃんと書くのは初めてで・・。
昨年夏、今回も前橋での講習をお願いしている小野和彦さんの「スピードリーディング講座」に参加した時、読んだ本の内容を書くのに「マインドマップっぽく書く」ことをやりました。
その時は、ものすご~く、くら~い気持ちで、てきと~に、書いときゃいいんでしょ的に済ませました。
というのも・・・私、絵が下手なんです。ものすご~く苦手なんです。
写真は、小野さんがお書きになったマインドマップなのですが、
中心に、絵がド~ンと、そして色々な色が使ってあったり・・。
もう、私なんかは、これ見た瞬間、引きっぱなしです。
だって、絵をかくのが嫌だから。
マインドマップとは、思考法です。自分の頭の中で考えてることをを全部紙の上にだして、
自分の思考のくせに気づいたり、いままであまりしていなかった記憶の組み合わせを使って、
自由に、新しい発想を得ましょう・・・というものです。
って言われると、ものすごくやってみたいし、これ使ったらどんなことが起こるのか興味があるし、
アイデアや新しい発想を生み出すための思考法が、これからの時代絶対必要だというのもよ~くわかってます。
脳科学をベースにした道具。そんなこと言われたらウキウキです。
からだとあたま、両方からのアプローチ・・・・・・そんなことがしたいんです。
だから、この講座企画したんです。
でも私・・・・絵が下手なんです!!!!!も~笑っちゃうくらい絵が描けないんです。
私にはできない・・・そんな風に思ってたから、
小野さんに率直にきいてみました。
ここからは・・その時の会話ほぼそのままに・・・
miz「絵下手でもマインドマップ書けますか・・絵を無理に使わなくてもいいですか?」
ono「絵がへたって誰が決めたの?」
miz「だって、小学校の時、みんなの絵を見比べて、図工の先生が、悪い見本で私の絵を・・・
ジャングルジムで遊んでる絵だったんですけど、これじゃあジャングルジムが宙に浮いてるって言われて。それがほんと嫌で・・・。
それに、子供が生まれてから、アンパンマン書くようになったけど、アンパンマンに見えないし、
ミッフィーちゃんもミッフィーちゃんじゃないし・・・」
ono「その図工の先生はひどいよね~。ジャングルジム宙に浮いてたっていいじゃんね。」
miz「そうだけど・・・、でも・・・下手なんですよ・・」
ono「そうかな?水出さんにとっては、ジャングルジム宙に浮いてたのかもしれないよね?」
miz「え?」
ono「そう感じてたから、そのまま書いたのかもしれない。そう見えてたのかもよ。」
miz「え~~~~~、いわゆる技術が・・その、ここまでが地面で、ここからは空で・・みたいなのが書けなかったんですよ。」
ono「うん。だから、そんなの見えてなかったのかもよ。」
miz「そうかなぁ、笑、笑、笑」
ono「うん、まぁ、講座の中で、絵をかくっていうのがどういうものなのかってもやるんだけどね。
水出さんとりあえず、一筆描きで花かいてみて。花から、茎、葉があって植木鉢まで、一筆でね。」
miz「やだ、花無理。・・・私、チューリップもかけないいんだってば~~~(泣)」
ono「いいから!書いてごらんよ。なんでもいいんだって、一筆で、もう無理矢理一筆で書くの。」
・・言われたように書き始めるが、
すぐに・・
miz「小野さん!無理!。一筆にならない。切れちゃう。」
ono「なんでよ(笑)どんな形だっていいんだよ。つながってさえいれば。花はこうでなきゃなんて思ってるから書けないんじゃない?そんなのなしで、無理やりにでも一筆で書いて、そこだけ。」
miz「・・・・・・。書いた。」
ono「どう?その絵みて、なんか味のある絵だと思わない?」
miz「思わない・・・・。」
ono「じゃぁさ、その絵に色付けてみなよ。好きな色。3色以上使ってね。何でもいいよ。
葉っぱは緑とか・・そういうのも気にしないでさ。
好きなように色を付けてごらん。」
このあたりから・・・私の中に変化が出てきた。
しょうがないなぁ・・嫌なんだけど・・と思いつつも、
ペンを使って色を付けてみた。
ono「どう?」
miz「・・・・、なんか、ちょっとかわいい」
かわいい?????自分の絵をかわいいと思った私がいることに驚いた。
さらに、私は、
「もうちょっと書いてみたいかも、結構おもしろい」とのたまっわた(笑)
なにかが・・・変わった?絵はかわっていない、いつも通りの私の絵だ。
でも、その絵に対する私の気持ちが変わった?
miz「4色使ってって言われて・・あんまり考えずに、植木鉢をみどりでぬっちゃったんです。そしたら、葉っぱは緑でぬれないから、違う色を使った。
そしたら・・・あれ、なんかちょっとかわいいって(笑)」
ono「そうそう!そのあんまり考えずにっていうのが大事なんです。
それが無意識の中でパッととった色なんです。
考えたら、植木鉢は茶色、葉っぱは緑・・・決まりきっておもしろくないでしょ?
考えずに、ぬっちゃったのね~くらいがいいんですよ。
マインドマップで書く絵には決まりなんてないし、こうでなきゃいけないなんてのもない。
うまいとか下手とかないんです。自分の頭の中にあるものをそのまま書くだけだから。」
miz「自分にだけわかる絵でいいんですか?」
ono「そうそう。だってあなたにどんなふうに見えてるかとか、そんなの人はわからないでしょ?」
miz「なるほど~・・・」
なんかよくわからないけれど、一筆で花を書くのはちょっと楽しかった。
面白いことに、小学校の図工の先生の事とか、いつどんな場面で誰に下手って言われたかとか、
いつから絵が嫌いになったのか、絵を描かなきゃいけないとき、いままでどんな気持ちでいたのか
などなど・・・。次から次へと浮かんできた。
あ~・・苦手意識ってこうやって作られるんだ・・・なんて思ったりもした。
miz「マインドマップって・・・もしかして絵がうまくなったりもしますか?」
やっぱりどこかで絵が上手くなりたいと思ってるのを認めた瞬間です(笑)
ono「楽にいろいろ書けるようになりますよ(笑)」
私・・・・本当に絵が嫌で、主催者だけど、当日はなんとか会場から逃げようと思っていたわけで・・(笑)
でも、
絵は誰にでもかけるんですって!!!!
だったら・・・試してみようじゃありませんか!(笑)
参加するのに一番躊躇してるのが主催者の私だというこの事実・・・・
私のいちゃもんは・・・
次に、このカラフルなマインドマップの色使いに向かいます・・・・(笑)
小野さんは、丁寧に嫌がらず答えてくださいました。
つづく・・・・。
「マインドマップ旋風 in 前橋」 詳細は・・・こちらをクリック
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