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2014年1月22日水曜日

頭が世界を作ってる?


まだまだ、根深い私のトラウマは・・
色を使った綺麗さ・・などにも反応する(笑)

小野さんのマインドマップにしても、
以前読んだことのある、「東大生のノート」にしても、きれいに書いてるなぁっと思うのだ。

きちんとしてる。
色が使ってあって・・・わかり易いって思う。

自分のノートがもっと綺麗だったら、何度も見返したかもしれないな。
すくなくても、学生時代の私のノートは、絶対人にみせたくないもの・・・自分で見ても何とも思わない程度のものだった。

ono「色分けしてあったら、カテゴリーがはっきりするでしょ?どこに何が書いてあるのか、なにがつながってるのか、覚えやすいし、思い出しやすい。
白黒だけより楽しいでしょう?」


miz「・・・・・、楽しくは・・・ない。


っていうか・・私、色使うのが下手なんです!!!
たとえばね、からだの事勉強しようとするでしょ。
骨盤に関することはこの色で書くって決めるわけですよ。
でも、やってくうちに、あれ?これは何色って決めたっけ?
で、色間違って書いちゃったりしたら、もう見たくなくなるっていうか・・めんどくさい。
まったく色分けの意味がないから、じゃあ、シャーペンだけで十分じゃぁんって感じになります。」


もう・・・こうやって文字にすると、私からはまったく前向きな姿勢とか、楽しむみたいな空気が感じられない(笑)拒否、閉鎖・・・バリアー!!!ってな感じですね。



ono「それはさ、骨盤と決めた色との間に関係性がないからだよ。
はい、じゃあ、紙に骨盤の絵かいてみて。
下手だからとか言わない!!自分にだけわかる絵でいいんだよ。
そこから、骨盤に関係するようなこと、頭に浮かんだことをどんどん書いていってみて。」



miz「骨盤だけなら、描けるんですよ。私にだけわかる骨盤でいいならお手のもんですよ。」


だいぶ強気だ(笑)
その絵から、浮かぶキーワードをぱぱっと書いていく。
骨盤にかんしては、嫌っていうほど考えてるし・・・どんどん浮かぶ。
浮かんだキーワードから、さらに発展して、関係なさそうだけど浮かんだことはどんどん書いてく。



miz「おのさ~ん、そろそろ止めないとどんどん書きますけど~(笑)」


ono「じゃあ、その浮かんだキーワードの中から、関係がありそうなものカテゴライズできる?
例えば、ベンツ、BMWってあったら外車、さらにいうと、自動車、もうちょいいくと乗り物っていう風になるんだけど、関係性を見つけて。」



miz「はい。妊婦さん、産道、赤ちゃん、頭・・・」


ono「何か色は浮かんでた?」


miz「ピンク」


ono「ほら!!!ちゃんと色浮かぶじゃない。水出さんにとって骨盤はピンク。
骨盤に関係する情報はピンクで書いたらいいじゃない?
もう一生忘れないよ(笑)。」



miz「お、おぉ、なるほど~。
じゃあいままでは、まったく骨盤のイメージに関係ない色を選んで、これで書くってルールだけ決めてたから、うまくいかなかったってことですかね?」



ono「とりあえずの決め事はめんどくさいし、自由じゃないじゃないですか?
そんなの楽しくもないしね。」


miz「じゃあ!!たとえば、日本史で、織田信長に関係すること覚えたかったら、自分の中の織田信長のイメージの色をつかうってことですか?
その色使って、関係づけると覚えやすい?」



ono「そうです。絵も描いたり、キーワードでね」


miz「じゃあ、質問です!!
たとえば、青で書いてるカテゴリーの時にね、何かの拍子にリンゴが浮かびました。
そしたら、私の頭の中はもう赤です。
私は、そうなったらもう青で書けない。赤に持ち替えたくなると思うんですけど・・
それはそれでいいんですか?
くだらない?この質問ダメですか?(笑)」


ono「くだらなくないですよ(笑)。ありますよね、そういうのね(笑)頭の中が赤になっちゃったらってことでしょ?
そしたら、そこからは赤で書けばいいんですよ。」



miz「いいんですか?」



ono「そこで赤が浮かぶっていうのも、何かと関係があるんでしょう。
ま、リンゴって言ってたけど、それだけじゃないかもしれないし、
う~んと・・、たとえば「ながぐつ」って音を聞いた時にね、人はいっぺんにいろんなことが浮かぶんです。
傘とか、雨とか、黄色とか・・絵だったり、色だったり、わ~っとあたまにうかぶわけですよ。
だから、りんごで赤・・っていう単純なものだけじゃないはずですってことですよ。」



miz「とりあえず書いとけ・・ってことですか?」




ono「とりあえず・・・まぁそうですね(笑)
ひとは、記憶にあるものでしか考えられないんです。
記憶っていうのは、潜在的だったり、色々なんですけど。
それは、音だったり、色だったり、感覚であったり、色々のはずなんです。
僕たちはね、光による情報を目からとる、音による情報を耳からとる、感触を皮膚でとる・・とか、味とか・・そういう感覚から、今の世界を頭の中で作ってるんですよ。
いままではね、言葉だけを使っていろんな情報を整理したり、覚えようとしてきた。
でも言葉だけじゃなくて、いろんな感覚を利用しようってことなんですよ。それがマインドマップですよ」





感覚から世界を作ってる・・・・。自分の頭が世界を作ってるのか?

良くわからないけど、うひひ、なんだかおもしろい。


小野さんと話してるうちに、自分が頭の中の色に敏感になってることに気づく。

色があるってはっきりと認識したからかなぁ。


このトーク、まだまだつづきます・・・・。




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