2011年12月2日金曜日
ロマンだわぁ
この前ハーモニー体操のトレーニングコースに行った時、
群馬出身の方や、ご主人が群馬出身・・・というかたとしばしローカルな話題で盛り上がった。
『山手線の車内で、「上毛かるた」の話をすると、必ず反応する人がいる』と言って笑った。
これ、
反応した人は、群馬出身とわかるという仕組み。
なかなか素晴らしいツールかもしれない。
Facebookも脅威を感じることだろう(笑)。
群馬出身をさらに掘り下げていくと・・・
その人の年齢がわかってしまう恐ろしいツールがあることに最近気付いた。
「前橋 片原饅頭」
ある年齢以上の群馬出身者だったら知らない人はいないのではないかと思うほど有名。
有名だけど・・・今はもうない店。
何十年も前に閉店してるのに、いまだ語られる店。
自分が甘いもの嫌いでも、
「おばあちゃんが好きだった」
「親が好きだった」
「子供の頃店に並んだ記憶がある」
その思い出は千差万別、いろいろな景色として懐かしく群馬県民の心に刻まれているのだ。
なにしろすごい店だった。
いっつも大行列で・・・
店の外に、ほのかな、暖かい酒の匂いが漂っていたのをよ~く覚えている。
片原饅頭って・・・
自分のルーツを確認できるものなのかもしれない。
思い出すのは、多分味ではなくて、その頃の自分。
その頃の空気。幸せな空間なのかもしれないなぁ。
みんなを幸せな気分にしていた「片原饅頭」はやっぱり凄かったのだ。
片原饅頭の思い出を持たない若者は気の毒、うぅぅ。
片原饅頭閉店の理由は後継ぎがいないため・・・だったそうだ。
そこまで愛される味は、製造技術を誰にも伝えられないまま消えてしまった。
でも・・・・きっとなにかこだわりあっての閉店だったんじゃないのかな・・・。
なぁんて小説読むみたいに勝手に想像したりね(笑)
数々酒饅頭あれど・・・
「おいしいけど、やっぱり片原饅頭とは違うねぇ」
何十年もそんな風に語る継がれる饅頭っていったいどんな????と思われる方、
「片原饅頭復刻」で検索あれ。
すごい思いをもった方が、片原饅頭再現に向けて頑張っておられます。
群馬県民にしかわからないロマンだわぁ(笑)
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