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2012年2月21日火曜日

むか~し昔、源頼朝も・・・


 前回の「草津ワークショップ」参加記念品は・・・

「薄手のタオル」だった。

薄手!!!
温泉の達人、地元スタッフが
「温泉で使うタオルは薄手に限る!」と強く主張し、このタオル作成に至った。

そのタオルに、この写真の一文を添えて、参加された皆さんにプレゼントしたのだ。



「なんで・・・源頼朝????」って誰にも聞いてもらえず・・・
ちょっとブルーになったのを思い出した(笑)



ここのことろ、ワークショップとゆもみちゃんのことば~っかり考えてる私。
ふと・・・「ゆもみだって、皆さんは知らないだろうなぁ・・・」と思いあたった。


草津温泉のお湯は強酸性、殺菌効果に優れているらしく、
昔から病の治療「湯治場」として栄えていた。


草津独特の入浴治療法「時間湯」というのがあるのだが・・・
「熱~い湯につかる、じっと我慢する、出る」というのを、湯長さんと呼ばれる人の合図で繰り返す。


草津の源泉から湧き出るお湯は熱い!!(50度から、源泉によっては90度近いらしい)
そのとても入れないお湯の温度を、やっと人が入れるところまで下げる。単純に、冷たい水を足せば簡単に温度は下がるのだが・・・効能が薄まってしまうためそれはしない。
で、湯をかき混ぜるのだ。長い板を使ってかき混ぜて温度を下げる。これが「ゆもみ」
「ゆもみ」詳しくはこちら


「ゆもみ」ひとつとっても、草津の長~い歴史を感じる。


「江戸の将軍までお湯を運んだ」とか、「源頼朝が入湯した」とか、
気が遠くなるような歴史話はいくらでもある。

「あ~・・それで源頼朝~」って思ってもらえたらうれしい限り(笑)

源頼朝って・・・今某テレビ局のドラマで「平 清盛」やってるけど、あの時代でしょ。
何日もかけて馬引いて、草津まで来たんだろうなぁ。



今でこそ、東京から三時間、程よい不便さで済んでるけれど・・・
昔は、その山奥具合も、雪深さも、寒さも・・・半端なかったんだろうなぁ。



草津のお湯は、強酸性で殺菌力が強いって書いたけれど・・・
それが特に、皮膚と眼の病気に効いたらしい。
そのなごりで・・・
今でも草津町に、皮膚科と眼科はないんだよっ。


1 件のコメント:

  1. Michiyodesuさん、コメントありがとうございます。

    医者いらず草津のお湯でも、「恋の病」だけはなおらないらしいです(笑)

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